天高く馬肥ゆる秋、皆様におかれましては益々ご健勝のこととお喜び申し上げます。過日十月の「 月供養法要 ならびに 宗祖日蓮大聖人 御会式 」におきましては、ご参詣賜り篤く御礼申し上げます。また総代様、はじめ檀信徒の方々のご協力には深謝申し上げます。
さて、『 月供養法要 ならびに 小松原御法難会 』を執り行いますのでご案内申し上げます。
本年は下記の日時にて厳修致します。ご家族揃ってのご参詣お待ちしております。
ご参詣に就きましては、マスク着用、咳エチケットや手洗い・うがいの励行など、新型コロナウイルス感染症拡大防止策を十分に取った上で御参詣下さいますようお願い申し上げます。
※写経・法話については感染拡大防止の観点から引き続きお休み致します。
・日時 令和二年 十一月八日(第二日曜日)
午後二時より 法要(※ズームも同時刻開始)
ZOOM(ズーム)霊妙寺 月例祭
◆ミーティングID(=部屋番号)
749 507 1605
◆パスワード(部屋の鍵)
7676
小松原御法難会とは
文永元年、日蓮大聖人は危篤であったお母様・梅菊のお見舞のために、故郷の安房(千葉県鴨川市)へ戻られました。
日蓮大聖人がひたすら快癒を祈ったところ奇跡的に回復し、母梅菊の病状も落ち着きました。その後、信者の工藤吉隆の屋敷にお説教に向かわれる途中、念仏信仰者であった地頭の東条景信に襲撃されました。結果、弟子2人が亡くなり、2人が重傷、自らも左腕を折られ、眉間に三寸の傷を負われました。
寒い季節になると日蓮大聖人の坐像に頭から綿帽子を被せてあるのを見て、おやっ?と思った方も多いのではないでしょうか。
これは小松原法難で日蓮聖人が眉間に受けた傷が寒い冬に痛まないようにと、綿帽子を頭にお被せしているのです。この様に我々、法華宗門徒は時代を経ても、今まさに生きた日蓮大聖人に接する思いで日々ご給仕しているのです。