暑さ寒さも彼岸までと申しますが秋風が心地よい時節となりました。皆様におかれましては益々ご健勝のこととお喜び申し上げます。過日九月の「 秋季彼岸会 」にはご参詣賜り篤く御礼申し上げます。総代様、はじめ檀信徒の方々のご協力には深謝申し上げます。
さて、『 宗祖 御会式 』を執り行いますのでご案内申し上げます。
本年は左記の日時にて厳修致しますので、ご家族揃ってのご参詣をお待ちしております。
ご参詣に就きましては、マスク着用、咳エチケットや手洗い・うがいの励行など、新型コロナウイルス感染症拡大防止策を十分に取った上で御参詣下さいますようお願い申し上げます。
※写経・法話については感染拡大防止の観点から引き続きお休み致します。
・日時 令和2年 10月25日(第4日曜日)
午後二時より 宗祖御会式(※ズームも同時刻開始)
※本年、各御寺院様方は来寺されません。
ZOOM(ズーム)霊妙寺 月例祭
◆ミーティングID(=部屋番号)
749 507 1605
◆パスワード(部屋の鍵)
7676
~御会式って何をするの?~
七月の「施餓鬼・盂蘭盆会」、十月の「宗祖御会式」では法華宗各寺院の御住職方が霊妙寺に参集され、荘厳な法要儀式が営まれます。
法要中には住職方が列を組んで本堂内を三周まわり(行道)、蓮華の花びらにかたどった散華を檀信徒の方々に振り撒きます。「如来寿量品 第十六(自我偈)」に出てくる「雨曼荼羅華」というお経文が、美しい蓮華の華が雨のように降り注ぎ、仏様が出現する喜びを表現しているように、檀信徒の皆さまに功徳がありますように、との願いを込めて散華を振り撒くのです。拾った散華は、お仏壇や身の回りの大事な場所に保管しておくとご利益があると言われておりますので、この機会に沢山の檀信徒様にご参詣頂けますと幸いでございます。
また、御会式は日蓮大聖人の御命日ですが、日蓮大聖人を偲びながら報恩感謝するとともに、また有り難い教えに出会えたことを喜ぶ、お祝いの日でもあります。「余慶を仰ぐ」と言いますが、日蓮大聖人様を供養することも日蓮大聖人様の善行の功徳を得ることでございます。この機会に日蓮大聖人様へのお塔婆も造立頂ければ幸いです。
副住職 隆光拝上